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「よこすか・みうら市民連合」は、衆議院神奈川11区で野党統一候補擁立し、勝利を目指して活動する団体です。この趣意書に賛同する個人・団体は誰でも参加ができます。市民連合にあなたも加わることを心から呼びかけます。

 

2015年9月、安倍自公政権は憲法違反の安保法制を十分な議論をしないまま、数の力で成立させました。この暴挙に対する運動は空前のエネルギーで拡がり、今まで政治に積極的に関わっていなかった多くの国民が意思表示しました。そのエネルギーは強行採決後も衰えることなく、市民一人ひとりが主権者であるという意識はますます高まっています。そして多くの国民が憲法の平和主義、立憲主義、民主主義を掲げて連帯し、選挙で勝利することで政治を変え、安倍自公政権がすすめる安保法制や個人の尊厳を踏みにじる政策を廃止させようとしています。

 

 2016年7月の参議院選挙では、日本の政治史上はじめて全国に32ある一人区全てで野党統一候補が擁立され、沖縄県や福島県をはじめ東北6県のうち5県で野党統一候補が勝利するなど、与党圧勝の予測に反して11選挙区で野党統一候補が勝利しました。

 また、地方選挙でも2016年10月の新潟県知事選挙で市民の原発再稼働反対の声をうけた野党候補が生まれ、勝利しました。

 

 安倍自公政権の暴走を止めるには市民と野党の共闘以外に道はなく、またこの道は確実に効果がある現実的な方針であると、先の選挙結果が証明しています。

来るべき衆議院選挙でも、全国で295ある小選挙区において市民と野党の共闘がすすめば、安倍自公政権が狙う改憲の発議に必要な3分の2議席の獲得を阻むことができ、安保法制廃止、立憲主義の回復に一歩近づきます。

また、選挙の度に与党は憲法問題など国民生活の根幹に関わる重要争点を隠して多数を得ています。そのような中で野党統一候補が本当の争点は何かを明らかにし、「このままの日本でよいのか」自分の胸に問いかけて投票しようと訴えることは、国民の心を動かし、日本の民主主義の醸成に必ずや寄与することでしょう。

 

 私たちが暮らす衆議院神奈川11区は長年、自民党公認候補が圧倒的票差で勝利してきた選挙区ですが、 多くの自衛官とその家族が暮らし、米軍基地(米国以外で唯一の原子力空母の母港)もある、安保法制に深く関わる街です。この街に暮らす、声を上げたくても上げられずにいる国民の声を国政に届けるためにも衆議院神奈川11区から野党統一候補を擁立し、勝利する必要があると私たちは考えます。

 

私たち市民連合は次に掲げる要求を基に広範な市民、団体と連帯し、野党四党および衆議院神奈川11区で活動する地域政党・政治団体に野党共闘をするよう働きかけていきます。


2016年12月3日

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